「ミングルスエンジョイマッチ(2026年5月28日・7月9日)でグレイザー09cを裏面に貼った3枚のラケットを試した」の記事では、初代Magic Wallの表面にKamikaze(OX;スポンジ無し)を貼って戦ったけれど、勝てませんでした。原因はレシーブなど全般的な技術不足+裏面の技術不足+裏面ラバーの威力不足と書いていました。東京選手権予選では裏面ラバーをZYRE-03(2.5mm)に変更しました。今まで0-3で負けていた相手に1ゲーム取れたのは前進ですが、粒高フォアスマッシュが良く入ったのに返されたことも敗因の一つでした。初代Magic Wallの威力の限界を感じました。

ラケットを(改造)MagicWall2に変え、横2カ所にサイドバランサーを貼る

 初代Magic Wal(廃版)は74gだったのが、MagicWall2は84g。ラバーを貼ると150g程になるので、細腕で速い卓球をするのは危険だと感じて使っていませんでした。そこで、ラケットを小さくするために、器用な知り合いに「幻守」と同じ形に削ってもらいました。同じ大きさで10g重かったラケットを更に小さくするわけですから増々弾むラケットになりました(下記「ご参考」を参照して下さい)。それでも基本的に守備型ラケットですので粒面のバックショートがオーバーミスする程飛ぶ訳ではありません。ただ、ショートバウンドでラケットの下に当たった時にネットミスが多いので、ボールに押されているような気がしました(本当にそうなのか、詰まっているだけかは分かりませんが)。そこで、ラケットの横2カ所にサイドバランサーを貼り、サイドバランサーが隠れるようにサイドテープを貼りました。下に述べるようなプレースタイルの変化も相まって、ZYRE-03(2.5mm)の飛びや回転の大きさも生かせるのではないかと期待しています。重量が145g近くになりましたが、重心の位置が手元に近いので操作性は悪くないように思います。

実はプレースタイルも大きく変えた:超前陣守備+「ペンカット」+両面攻撃

 ペン粒と言えば「前陣攻守」が清く正しいあり方なのはよく知られています。ただ、台にへばりつくようなプレーでは、私の場合には、「詰まってしまって」スマッシュミスしたりショートをネットミスする、棒立ちになってしまうことが多いのです。試合前練習や1ゲーム目で、「ペン粒オールフォア卓球だ」などと半分冗談を言いながらフォアで打っていった後には動きが良くなって、攻守ともにパフォーマンスが良くなったりするものです。

 もう一つの動機は、8月9日の「第1回市原市国際交流卓球大会」で、カットマンの朝田まい選手(コーチ)と対戦したことです。バック側の粒高カットのナックルが魔球、もちろん切れたカットが効いているからですが、想像以上にナックルでオーバーミスをしたり、チャンスボールを献上したりで、大差の0-3で負けました。4人のリーグで、後の二人はタイの剛腕ドライブマンとペン粒の中学生(小島渡コーチ直伝の模範的なプレースタイル)でした。タイの剛腕ドライブマンからは1ゲーム取れたのですが、さすがに剛腕ドライブ。やはりオーバーミスやノータッチが多くて負けました。このタイの選手と朝田まい選手の試合がyoutubeで公開されています(【WRM招待試合】負けたら終わりの真剣勝負で初戦からタイの剛腕ドライブマンがきつすぎた)。1ゲーム目はタイの選手の両ハンドドライブが冴えわたって朝田選手が落とすのですが、2ゲーム目からはナックルカットを効かせて翻弄し、3ゲーム連取しています。ちなみに、朝田選手のナックルカットへのシニアペンホルダー選手の模範的な対応は、「【マスターズ3位】60代最強との負けられない試合が激闘すぎた」で公開されています。youtubeで視ただけですが、朝田まいコーチのレッスンはとても分かり易く、卓球全般について、構えや動き、ドライブへの対処などの基本を学びました(例:【超有料級】卓球全日本選手権を戦い抜いたバックカットの秘密をここだけで教えます)。

 さらに、府中市の「サンサン卓球広場」のカットマンの薄井佳コーチの個人レッスンを受けました。「なるほど、粒高のカットはこうするのか」、「こんなボールが意外に有効なんだ」と、いくつかの「目からウロコ」がありました。最近は、練習試合やミングルスの試合でペンカットを取り入れていますが、公式戦でも勇気を出して大胆に使っていくべきだ(だった)と思っています。

 そもそも、ペンカットを取り入れようと思ったのは、「前陣攻守だけを意識しすぎて、台の近くで固まってしまわないようにする」、バックへのロングサービスやフォアへのナックル攻めに対するオプションを増やすなど「懐を深くする」、「引き出しを増やす」のが目的で、ラケットの飛びが増えたことによる守備の難しさを練習で吸収する余地が出てくるのではないかと期待しています。さらに、フォアの粒高スマッシュや、バック裏面のドライブ・スマッシュの体勢づくりなど、攻撃技術にも効果があるように思います。何とか、公式戦の戦績アップに早くつなげたいものです。練習、練習!

 

ご参考:【卓球】ラケットの性能は〇〇が9割!!【WRMサブch】

重量、サイズ、板厚、合板、素材の中で重要なのはどれか?順位を付けると以下のようになるとのことでした:

第1位;板厚(厚ければ飛ぶ)、第2位;サイズ(小さいほど飛ぶ)。どちらも「しならない」から。第3位;重量。以上で9割の性能が決まる。第4位;合板構成、第5位;素材。ほとんどの話題は合板構成と素材に集中している。自分にとって最適な板厚、サイズ、重量を実現するためには実は合板構成と素材は重要という話。もう一つ、「飛距離が出る」と「反発が大きい」は違うということ。「反発が小さい方が飛距離が出る」、「カット用ラケットの方が飛距離が出る」という話を、【卓球】95%の人が理解できていないラケットの『飛び』に関する常識【WRMサブch】で議論していました。